【さよならiPhone】値上がりし続けるiPhone、あなたは買い続けますか?
もう私たちはiPhoneにワクワクしなくなった
「最近のiPhoneは魅力がなくなった」
「iPhoneは値段が高すぎる」
「2年過ぎるとバッテリー消耗が早くなる」
様々な不満を持ちつつも、結局iPhoneに機種変更する人が多いと思います。
つい数年前までは、最新機種のiPhoneを持っている人は最先端を行く人であり、羨望の的でした。「iPhone予約した?いつ届く?」そんな会話も生まれるほど。店頭在庫は品薄で、「iPhone入荷しました!」とケータイショップの窓ガラスに貼られていたりしていました。
iPhone5、6、7、8とバージョンアップを重ねるごとに、私たちは「今度は何をしてくれるんだろう」と最新機種発表会を待ちわびていました。
指紋認証が搭載
感圧式ディスプレイ
防水機能
おサイフケータイ機能搭載
デュアルレンズによるポートレートモード
Face ID
様々な機能が搭載されてきました。
しかし、アップル信者の間では数年前から言われていることですが、アップル社の製品は「独自のものを提供する」という概念から、いつしか「顧客のニーズに合わせたものを提供する」にすり替わり、今や「android機のいいところを盗む」という後追いに変わってしまいました。
そう、私たちはもうiPhoneにはワクワクしなくなってきているのです。
iPhoneの写真性能がいいのは当たり前
iPhoneの処理性能がサクサクなのは当たり前
iPhoneにバグが少ないのは当たり前
だから、iPhoneが高いのは当たり前
そう考える人が多いと思います。私もそうでした。
しかしiPhoneX辺りから、「ちょっとこれはあまりにも高すぎなんじゃないか?」と思い始めてきました。携帯電話に10万円を払うというのは、アップル信者なら当たり前のことだと思うかもしれませんが、普通に考えて異常です。
10万円あれば色んなことができます。海外旅行にだって行けるし、新しいパソコンも買えます。
ドラム式洗濯機だって買えるし、新しい冷蔵庫に買い替えることもできます。
一番低価格で10万円ですから、最上級モデルだと18万円くらいですか?馬鹿なことを言うのも大概にしてほしいです。ハワイ行けますよ、ハワイ。
「でもみんな、iPhoneに機種変してるし、やっぱりiPhoneが一番人気なんでしょ?」
とお思いの皆さん。残念でした。
iPhoneのシェア率、実はもう1位じゃないんです。
時代に乗り遅れてますよ!!
賢い人はもうiPhoneから離脱している
今や、日本人のスマホ普及率は85%を超えました。
(2019年2月調べ:出典【最新版】2019年のスマホ普及率を年代・地域・年代別に大公開!まさにスマホオンリー時代!マーケティングがこれからどう変わるべきか予想してみた。)
2017年 iPhoneシェア率 68%
この年、10人に約7人はiPhoneを持っている時代に突入しています。おそらくiPhone7におサイフケータイが搭載されたことを機に、iPhoneに乗り換えた人が多かったんでしょう。
しかし、常にiPhoneの最新機種を追っているアップル信者の方はご存じないかもしれませんが、実は昨年から今年にかけて、このシェア率の逆転が起こっています。
2018年 iPhoneシェア率 43%
昨年秋に発表されたiPhone XS/XRが異常なほど高額だったのがネックだったのでしょう。急激にシェア率が下がってきています。2019年1月のシェア率はさらに下がって41%となっています。
もうiPhone離れが止まりません。
(出典:iPhoneシェア率が異常!世界と逆をいく日本のスマホ市場【2019年3月】)
あなたが、「高いけどiPhoneだし、まあいっか!」と高いお金を出してiPhoneを買っている間に、およそ25%もの人がiPhoneからサヨナラしてます。
私のかすかな記憶に残る算数が正しければ、以下のような式になるはずです。
日本人のうち、約2677万人が、こっそりiPhoneから離脱してます!!
やばい、私、めっちゃ取り残されてる!!
「iPhoneは良くて、androidは良くない」という時代はすでに終わった
私も実際、「androidは動作が重くなるし、ウィルス感染のリスクがあるし、安かろう悪かろうなんでしょ?じゃあiPhoneにするしかないじゃん」と思っていました。
でもそれって、androidが出た初期の話なんですってね。
あとは、いかに性能のいいスマホを安く買えるかという話、なんです。
androidに搭載されているOSは、ようはwindowsのようなもので、どんどん裏で処理するアプリを入れまくれば重くなるし、常に無駄を省いて最適化していけば軽くなります。ただ、androidはOSをバージョンアップしていくので、その負荷に耐えられるだけのCPUが積まれているかどうかという問題になります。
難しい専門用語がわからない人は以下のように考えてください
【アンドロイドA(性能のいいスマホ)】という子会社があったとする
・仕事内容(アプリ)は多種多様
・たまに取引先に扮装した泥棒(ウィルス)がやってくるが、社長(自分)の防衛意識が高く、警備(セキュリティソフト)を万全にしたから安心安全
・社員は超優秀(高性能CPU)をそろえたので、本社が突然、方針転換(OSバージョンアップ)しても対応できる
・ただし、社員は超優秀(高性能CPU)なので給料(スマホ本体代金)もそれなりに高い
・仕事内容(アプリ)は多種多様・たまに取引先に扮装した泥棒(ウィルス)がやってくるが、社長(自分)が警備(セキュリティソフト)の重要性をわかってなくてたまに何かがなくなっている
・社員はごく一般的な仕事ぶり(普通のCPU)なので、本社が突然、方針転換(OSバージョンアップ)するとついていけない社員がおり、仕事が滞る・社員はごく一般的な仕事ぶり(普通のCPU)なので給料(スマホ本体代金)もそれなり
つまり、性能のいいandroidを買って、ちゃんと自衛(セキュリティソフト)すればいいんです。
あれ、でもこれだと結局、高いお金を出してandroidを買えばいいよっていう話になりますよね?
ここが、とても重要なところです。
【アンドロイドA(性能のいいスマホ)】が中国にある会社
【アンドロイドB(性能が普通のスマホ)】が日本にある会社
これだと、安いのはアンドロイドAなんです!
今androidの中国市場は価格破壊が起きています。SNSを見るくらいの人なら、最低限の性能で動けばいいので、1万円台でそれなりのスマホが買えちゃいます。
iPhoneの最新機種と同じ性能のスマホを買いたいとしても、5万円、4万円、さらには3万円台で売っているものもあります。
私たちは10万円出して、いったい何を買っていたのでしょうか。
ちょっとしたカルチャーショックを覚えます。
私たちは今まで、携帯電話を使うにはキャリア3社(docomo、au、ソフトバンク)と契約しなければなりませんでした。しかし、今や格安simに乗り換えるのがトレンドになりつつあります。「携帯料金は自分で選べる」時代がやってきたのです。では、スマホも自分のニードに合わせて選ぶべきだと思います。
SNSしかしないのに、高性能スマホを10万円以上出して買う価値がありますか?
結論
iPhoneはもはや、トレンドではなくなってしまいました。
それはもう数字を見ても、残念ながら認めざるを得ません。
iPhoneに限らず、「もっと安くていいものがあるかもしれない」という視点で、凝り固まった固定概念を崩してみてはいかがでしょうか。色々調べた結果、やっぱりiPhoneが絶対にいい、10万円の価値があると思うなら使い続ければいいと思います。
ちなみに私は、xiaomi mi9 SEというスマホを買って使い始めました。
レビュー記事を書きましたので合わせてごらんください。




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